夢魔という悪魔に取り憑かれた日々の体験談。スピリチュアルな神秘体験なのかそうでないのか・・・わからないけど確かにあった真実のスピリチュアルな体験談

神秘体験というよりは隠秘な悪魔👿に取り憑かれたらしい日々のお話です、今は全くありませんが、昔には確かにこんな体験をいたしました。高校生の頃のとっても怖かったお話です。

私自身に起きた夢の中での悪魔の誘惑
そして夢魔は
夢魔とは
夢魔に襲われると
夢魔に襲われないために

〜私自身に起きた夢の中での悪魔の誘惑〜

全ては夢の中のことなのでただの夢だと言われてしまうとそれきりですが、高校に入ったあたりから、奇妙な夢を何度も見るようになりました。

　薄闇のような微かな灯りの中で美しい男性が現れました。その男性は確かにとても美しいのですが、肌が黒っぽく、唇が妙に紅く、奇妙な笑みを浮かべていました。

その男性は私に『こちらへ来い』と言いました。私は気持ちの悪さを感じ『嫌だ』と答えました。

しかしその男性は何度も何度も『こちらへ来い』『こちらへ来い』と言いました。私は怖くなり夢の中で後退り、『嫌だ、行かない』とはっきりと言いました。

するとその夢は消えてゆき、私はゆっくりと目を覚ましました。

その時は初めての夢だったので、気持ちの悪い夢を見てしまったな・・・というぐらいにしか思わなかったのですが、それ以来、その男性は姿を変え、日を改めて何度も私の夢に現れるようになりました。

２度目に現れた時、その男性は一度めと同じ姿ではありましたが高価そうな服を着ていました。場所も不気味ではありましたが豪華な場所に変わっていました。『私ときたら、綺麗な服を着せてあげる』と言いました。私は『いらない』と言って断りました。しかし、夢魔は簡単には諦めてくれず『私と一緒にいると贅沢ができる』と言いました。正に悪魔の誘惑の通りです。

私はやはり拒否しました。

それからも幾度となく私の夢に夢魔が現れ、何度も何度も『自分の元に来い』と言って私を自分のものにしようとしました。

夢魔は最終的に自分の姿では私を手に入れることはできないと察したのでしょうか・・・次は手を変え、洞窟の中に３人の僧侶となって現れました。その僧侶は今まで見たことのない・・・つまり仏教でもキリスト教でもない服装でをしており、３人で輪になり何やら呪文を唱えていました。とても気持ちの悪い僧侶たちで私が嫌悪感を覚えていると、また夢魔が現れました。言うことは同じで『私のところへ来い』と言いました。その間、僧侶たちはずっと輪になったまま私にはわからない言葉で呪文を唱えていました。

夢魔は『私のところへ来るとこの僧侶たちのように術が使えるようになる』と言いました。

嫌悪感を感じた僧侶です。私は『仲間になんかなりたくない』とはっきりと言いました。

それからも手を変え品を変え、夢魔は私の夢に現れましたが、私はずっと拒み続けました。

するといつしか、その夢魔は現れなくなりました。

〜そして夢魔は〜

ここからが本当に不気味な出来事でした。夢魔が現れなくなり私は安心して眠れるようになりました。しかし・・・相手はやはり夢魔・・・私の心が見せた単なる夢ではなく、悪魔だったのでしょう。姿の全く見えない相手に身体を触られる夢を見ました。どのように触れられたかはご想像の通りだと思いますが、その時、私は抵抗できませんでした。

　そして、ハッと目が覚めると・・・私のパジャマ上、お腹の辺りがベトベトに濡れていました。

私はゾッとしてパジャマを着替え、それから眠ることができなくなりました。魂を夢魔に持っていかれることは拒否できました。そして夢魔もそれで満足したのかそれ以来、何も起きなくなりました。夢魔、悪魔はやっと私を諦めたのか・・・他のターゲットを見つけたのかは分かりませんが、私に対する夢魔の誘惑はそれで終わりました。